サヤ取り支援ソフト
サヤ取り投資の概要
異なる銘柄の株価を比較すると株価の動きが非常によく似た組み合わせが見つかります。左図はその1例です。上の赤と緑のグラフは金額ベースで表したグラフで、下の青のグラフは金額の差、つまりサヤのグラフです。両銘柄の株価の動きはたいへんよく似ています。サヤのグラフで見ますとサヤは緑色の平均線を中心としてプラス方向とマイナス方向に変動しています。サヤが平均線からある程度離れるとやがて平均線に戻るという動きを何度も繰り返しています。サヤ取りはこのサヤの動きの性質を利用した投資法です。
株式投資におけるサヤ取りという投資法は株価の動きがよく似た2つの銘柄を同時に売り買いします。左図はサヤ取りの売買の1例です。サヤとは銘柄Aと銘柄Bの株価の差です。まずサヤが拡大した時に仕掛けます。銘柄Aを800円で買い、同時に銘柄Bを1000円で売ります。(売りは信用売りを利用します)時間が経過してサヤが縮小したら手仕舞いします。手仕舞い時には銘柄Aを900円で売って銘柄Bを910円で買います。サヤの縮小幅がサヤ取りの利益になります。サヤは200円から10円まで縮小したので190円の利益になります。このように2つの銘柄を同時に売買してサヤの縮小幅を利益とする投資法が
「サヤ取り」
と呼ばれている投資法です。株価に連動性がある銘柄の組み合わせにおいて一時的に拡大したサヤは縮小する確率が高く、結果として利益を得られる確率が高くなります。売買のタイミングはサヤの拡大と縮小だけに注目すればよく、個別の銘柄の将来の株価を予想する必要がまったくありません。
サヤ取りでは一般にサヤが拡大した時に仕掛けて、サヤが縮小した時に手仕舞いします。 拡大したサヤは縮小する性質がありますのでその性質を利用して利益を得ようとする訳です。サヤ取りは暴落など相場全体の急激な変化にも強い(損をしないあるいは損が小さい)という特徴があります。 売りと買いの両方で仕掛けていますので株価が同時に同じ方向に変動する場合は利益と損失が相殺されて損が大きくならない訳です。通常の買いのみ、売りのみの売買を「片張り」と呼んでいますが片張りに比べてサヤ取りは一般的に勝率が高くなります。 損することが少ないので投資資金を減らすことなくこつこつと増やしたいという場合に打って付けの優れた投資法です。
サヤ取りの長所と短所
サヤ取りの長所
- 「サヤ取り」の最大の利点はズバリ! ローリスクにあります。
ある程度拡大したサヤは更に拡大するより縮小する方が多いのです。つまり損することは少なく儲かることが多いのがサヤ取りなのです
- 個別の銘柄の株価の予測をする必要がありません。
サヤ取りはサヤの開閉だけが損益に影響します。サヤが拡大した位置で仕掛けて縮小した位置で手仕舞いする。非常にシンプルで分かり易い取引です。機械的といってもいいくらいです。個別の銘柄の株価の上げ下げは予測する必要はありません。市況の分析や会社業績の調査などは大変な時間と労力を必要としますがそのような作業は一切必要ありません。
- 相場が下落相場でも利益を出すことが可能です。
サヤの変化が損益になります。相場が下落相場で2つの銘柄の株価が同じように値下がりしても何も問題ありません。サヤが縮小すれば利益が出る訳ですから下落相場であってもサヤの拡大縮小は発生しますのでそれを利用して利益を出すことが可能です。
- 仕掛け時にいくらの利益が得られるか予想ができます。
拡大したサヤが縮小するまでのサヤの変動分が利益になります。あらかじめ利益を予想することができますので手仕舞いのポジションが明確になります。
- 株価の変動に一喜一憂することがなく投資に対して常に冷静な判断ができます。
片張りの取引ではどうしても下記のように取引し勝ちです。- [利益が出ている場合]
- 今の利益を早く確定したくて早目に売ったら売った後で上がってしまった。
- 気持ちが大きくなり少々の下げは一時的な押し目と考え売らずにいたら売り時を逃して利益が減ってしまった。
- [損が出ている場合]
- 損がこれ以上増加しないよう直ぐに売ったら売った後で上がってしまった。
- いずれ上がるだろうと売らないでいたらどんどん下がって塩漬けになってしまった。
株式投資をした人ならこのような経験は誰でもあるでしょう。このように利益を減らしたり損を大きくしてしまう行動は人間の欲と恐怖という感情があるからです。そのような感情により冷静さを失って失敗してしまう訳です。
サヤ取りの場合は個別の銘柄の株価の上げ下げや突然起こる相場の暴落などは関係ありません。2つの銘柄のサヤの変動だけが損益に関係しています。拡大した時に仕掛けたサヤが縮小するのをじっくり待っていればいいのです。
「サヤ取り」は個別銘柄の株価の変動に一喜一憂することが少ないので精神的にはとても楽になります。安定した精神状態で冷静な判断ができるので失敗が少なくなります。 - [利益が出ている場合]
サヤ取りの短所
- 「サヤ取り」は一気に2倍、3倍というような大儲けはできません。
片張りがハイリスクハイリターンならばサヤ取りはローリスクミドルリターンと言える投資法です。リスクが小さい分、片張り程のハイリターンは望めません。
- 片張りの場合のようにギャンブルに似た快感、刺激はありません。
個々の取引で大儲けや大損がないので面白みに欠けるかもしれません。
- 相場全体が右肩上がりの場合は「サヤ取り」では片張りより利益は少なくなります。
相場全体が右肩上がりの場合は片張りで容易に利益が出ますが「サヤ取り」ではそれほど利益は出ません。
- 株式売買手数料が2倍かかります。
常に2つの銘柄をセットにして取引しますので手数料が2倍かかります。
- 信用取引の契約が必要です。
仕掛けの時に片方の銘柄は売りで仕掛けますので信用取引の契約が必要です。信用取引では保証金として取引金額の30%(最低でも30万円)を証券会社に預ける必要があります。信用取引に関わる品貸し料などの経費が発生します。
サヤ取りのすすめ
片張りを続けているとある時大損してそれまでの儲けが吹っ飛んでしまったということがよくあります。片張りがハイリスクであるゆえんです。サヤ取りはローリスクな投資です。負けが少なくなるので資金が着々と増えて行く可能性が高いのです。将来株価が上がるか下がるか、そんなことは誰にも分かりませんし気にする必要もありません。サヤが拡大しているかどうかを判断すればいいのです。サヤが拡大して縮小に向かいそうな時に仕掛けて、利益が出たところで手仕舞いします。
損を減らしてコツコツ儲けたい、サヤ取りはそんな堅実な方に最適な投資法です。塵も積もれば山となると言います。小さな利益であってもそれを積み重ねれば大きな利益になります。片張りではあまり儲けることができなかったけれとサヤ取りに変えてからコツコツ儲かるようになったという投資家の話をよく耳にします。片張りと比較してサヤ取りはリスクが小さくなり、資金を増やせる可能性が高いのは誰もが認める事実です。
市況分析や会社業績の調査をした上で投資しても当たる時もあれば外れる時もあります。膨大な時間と労力を使った割りには報われないものです。サヤ取りはそのような非効率な作業をする必要がありません。
「サヤ取り支援」ソフトは、安全有利なサヤ取りを更に強力に支援します。売買シグナルとサヤボリンジャーバンドが仕掛けと手仕舞いの位置を明確に示します。ユーザー様は表示された情報を参考に淡々と注文を出せばいいのです。ハイリスクな片張りで一進一退するよりもサヤ取りでコツコツ増やす方が確実です。今まで片張りだけで投資をしてあまり良い成績が得られていないという方は是非サヤ取りをご検討ください。
サヤ取り支援ソフトの機能
サヤ取り支援ソフトは投資家の皆様のサヤ取り投資を強力に支援します。サヤ取り支援ソフトの機能をご紹介します。
1.任意な2銘柄を組み合わせて銘柄ペアのリストを作成できます。
銘柄は東証1部と東証2部の全銘柄(ETFとREITも含みます)および大証のETFから選択できます。銘柄ペアは任意な組み合わせで最大で2000ペアまで登録することができます。銘柄ペアの相関係数が表示されますので銘柄の選定が容易です。(相関係数についてはここをクリック)
2.銘柄ペアを自動的に作成できます。
軸銘柄を登録する機能があります。軸銘柄は自動的に作成することもできます。軸銘柄に対して相関係数の高い銘柄を検索して銘柄ペアを自動的に作成することができます。
3.銘柄ペアを編集できます。

ペア編集実行画面
自動的に作成した銘柄ペアを各種の条件で並べ替えることができ実際に投資する銘柄ペアを絞り込むことができます。
運用するペアを絞り込むことで成績向上を目指せます。
4.リストから銘柄ペアをカーソルで指定すると下記のような売買金額グラフとサヤグラフが表示できます。
銘柄ペアのサヤの変化状況を常に監視し仕掛けまたは手仕舞いのタイミングを検討することができます。
下段の青いグラフがサヤのグラフです。2つの銘柄の売買金額の差を示しています。サヤは変動しますのでサヤが拡大した時に仕掛けて(赤の縦線)縮小した時に手仕舞い(青の縦線)します。上図では約10万円の利益になります。上図では山の部分で仕掛けていますが銘柄Aと銘柄Bの売買を逆にすれば谷の部分で仕掛けても利益がでます。仕掛けのチャンスは繰り返し訪れます。サヤ取り支援ソフトのサヤグラフによって複数の銘柄ペアのサヤの変化を常に監視することができ、仕掛けのチャンスにある銘柄が容易に分かります。
5.グラフ上の任意の位置で仕掛けと手仕舞いを設定してサヤ取りの評価や練習が可能です。
- [サヤ取りの評価に利用する場合]
- 過去のデータに対して仕掛けと手仕舞いを設定します。
- サヤの変動がどの程度の利益を発生したかを評価できます。
- [サヤ取りの練習に利用する場合]
- 受信済みの最新データで仕掛けを設定、仕掛け日と株価を保存します。
- 時間の経過によってサヤが変動します。
- 表示される利益を見て仕掛け位置が妥当であったかどうかが分かります。

仕掛け情報の例

手仕舞い情報の例
サヤ取り投資は拡大したサヤが縮小するまでのサヤの変動分を利益として取りますので、仕掛けの段階で予定利益が算出できます。仕掛け情報にはその予定利益も表示されます。また2つの銘柄のどちらを買ってどちらを売るのか混乱し勝ちですが売買区別が明確に表示されますので間違いを防止できます。
このように使うことによって実際には取引せずに仕掛けと手仕舞いの練習ができます。十分練習して利益が出るようになってから実際の取引を始めてください。
6.売買シミュレーション機能を装備しています。
売買シミュレーション機能は下記の機能を提供します。
- 過去1年間のバックテストができます。
- サヤグラフ上に仕掛けシグナルと手仕舞いシグナルが表示されます。
- サヤグラフ上に各取引の損益区別(勝ち負け)が色分けで表示されます。
- 選択中の銘柄ペアの損益グラフが表示されます。
登録してある全銘柄ペアの合計の損益グラフも表示されます。 - 売買条件はユーザー様にて変更可能です。
売買条件は全ペアに共通の条件を設定できる他に銘柄ペア毎に異なる条件を設定することもできます。
表示される勝敗や損益額を評価することによってそのシミュレーション取引が妥当かどうかを判断し、必要に応じて更に良い結果が得られるよう売買条件を変えることができます。最適な売買条件を設定した後に表示される売買シグナルを実際の取引の参考とすることで成績向上を目指すことができます。
7.損益グラフによって損益の変化を見ることができます。
損益グラフは日足(1日毎にプロットしたグラフ)と分足(1分毎にプロットしたグラフ)の2種類が表示可能です。(左図、クリックすると拡大表示します)
リアルタイムデータは1分毎に取得し常に更新しています。1日のうちでもサヤは変動しますので最も利益が多くなるところを狙って手仕舞いすることができます。
8.サヤグラフの補助グラフとして短期、長期のサヤ移動平均線およびサヤボリンジャーバンドが表示可能です。
仕掛けと手仕舞いのタイミングを決める際の補助情報として用います
9.取引履歴を表示できます。
取引履歴を表とグラフで表示することができます。 取引履歴は手仕舞い済みの取引と仕掛け中の取引に分類して表示できます。(同時に表示することもできます。)
手仕舞い済み取引のグラフは確定損益の合計の変動を表します。 現在仕掛け中の取引のグラフは評価損益の合計の変動を表します。 これらのグラフによって資金の増減を一目で把握することができます。
この機能をサヤ取りの練習にも利用できます。 実際には取引をしないで、取引したと仮定して取引情報を記録し運用結果(擬似運用結果)を見ることができます。 失敗を防止するため、じっくり練習をしてから実際の取引を開始してください。

手仕舞い済みペアの合計損益グラフ(確定損益)

仕掛け中ペアの合計損益グラフ(評価損益)
取引履歴は手数料等の経費は考慮されません。
10.株価データは「リアルタイム株価データベース・タワー」から取得します。
日足992日分(約4年間)の過去のデータと、1分毎のリアルタイムデータを取得します。ユーザー様側での面倒な過去データの保存、管理は必要ありません。
また新規上場や上場廃止などの銘柄メンテナンスも一切不要です。
「リアルタイム株価データベース・タワー」を利用するには「サヤ取り支援ソフト」の使用料とは別にタワーの使用料として税込みで月額、1,890円の料金がかかります。
製品情報
| 項 | 項 目 | 内 容 |
|---|---|---|
| 1 | ソフト名称 | サヤ取り支援ソフト |
| 2 | リリース時期 | 2007年5月16日 |
| 3 | 提供方法 | インターネットを利用したダウンロード(CDによる配布は行いません) |
| 4 | 使用料 (消費税込み) |
契約期間6ケ月・・・・19,530円(6ケ月分の使用料です。) 契約期間1年・・・・・37,800円(1年分の使用料です。) (継続使用時の使用料も上記と同金額です。) |
| 5 | データ取得費用 (消費税込み) |
データ取得はリアルタイム株価データベースを利用します。 その利用料としてタワーチケットの費用がかかります。 1ケ月あたり・・・・・1890円 契約期間6ケ月・・・・11,340円(6ケ月分の使用料です。) 契約期間1年・・・・・22,000円(1年分の使用料です。) (継続使用時の料金も上記と同金額です。) |
| 6 | マニュアル | オンラインマニュアル(印刷物は提供しません) |
| 7 | ユーザーサポート | メールまたはFAXで対応(電話サポートは行いません) |
| 8 | 動作条件 |
|
| 9 | お問い合わせ | お問い合わせはここをクリック |
| 10 | お申し込み |
ご購入前のご注意
- ソフトウエアの利用料の他にデータ取得費用として『タワーチケット』が必要です。
サヤ取り支援ソフトは「リアルタイム株価データベースタワー」を利用します。タワーチケットの料金、月額1890円(税込み)がかかります。タワーチケットの購入はタワー事務局よりご購入下さい。(下の画像をクリックすると、タワーホームページが別ウィンドウで開きます)
- 弊社タワー利用製品との同時使用は出来ません。
TELECHART with TOWERなど、タワー対応の他のソフトとサヤ取り支援ソフトでタワーチケットを同時に共用することはできません。同時でなければ1つのタワーチケットを複数のソフトで共用できます。 - サヤ取り支援ソフトを利用するに当たり、弊社の株価分析ソフトTELECHARTシリーズは必要ありません。
単独で動作します。 - ソフトの使用契約の期間は6ケ月または1年です。
使用開始前に使用期間に対応した使用料をお支払い願います。お客様ご都合により使用期限前にソフトの使用を止めたとしてもお支払いいただいた使用料の返金はいたしません。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。 - サヤ取り投資法は「信用売り」を利用します。
信用売りを利用するには証券会社へ保証金を預ける必要があります。通常、保証金は取引額の30%を預けます。例えば100万円分の信用取引をするには30万円の保証金を預ける必要があります。 - サヤ取り投資法は個別銘柄に投資する通常の投資法と比較してリスクは低いですがゼロという訳ではありません。
縮小を期待していたサヤが逆に拡大してしまって損が発生する場合もあります。予定利益の50%を超えるような評価損が発生した場合は迷わず損切りするなどのルール設定と管理が必要です。 - サヤ取り支援ソフトは投資の参考となる情報を表示するものです。
サヤ取り支援ソフトは利益が出ることを保証している訳ではありません。投資の結果に関する責任はお客様の自己責任でお願いいたします。サヤ取り支援ソフトを利用して投資した結果、損が発生したとしても弊社は責任を負いません。仮に損が発生した原因がサヤ取り支援ソフトの不備によるものであっても弊社は責任を負いません。 - 64ビット版OSにも対応しました。(2010年1月6日)
お申し込みは下記ボタンをクリック
↓↓↓














